私たちニュージェックは、
DXの取り組みを通じ、
「より高く」「より広く」「より強く」
新技術に支えられた高度な
建設コンサルティングサービスを実現します。
DX推進戦略
基本的な考え方
「NJビジョン2050」の実現をDX推進の観点からサポートするために、DX推進部ではDX推進ビジョン2050『進化し続ける情報技術を駆使し、まだ見ぬ社会を支え続ける。』を掲げ、DX活動や研究開発のさらなる推進、ワークスタイルの改善、3次元設計を駆使した生産性の向上、多様な人財の育成に努め、様々な改革を行っています。根底にある考え方として、「デジタイゼーション(単純なデジタル化)」より「デジタライゼーション(プロセスのデジタル化)」を実現し、データの連続性と再活用性が高まることが重要と考え、取り組みを進めて参ります。
重点施策
1.ICT新技術に裏打ちされた新しい業務領域への挑戦
クラウドサービスなどの新技術を利用した新たなビジネスモデルの創出や、サービス提供を実現すべく挑戦します
2.新たな建設コンサルタントサービスの創出
日々変革する仮想空間技術(バーチャル)への挑戦として、三次元点群データを活用したサービスなどを創出します
3.働きやすい職場環境の創出
スマートデバイスの導入や新技術などによるスマートオフィス化によって職場環境を改善します
4.変化をとらえた情報システムの構築
移り変わるITの進歩に応え続け、同時にゼロトラストを前提とした情報システム基盤を目指し、高度なセキュリティの実現を図ります
5.BIM/CIM活用等による設計業務の高度化・効率化の推進
従来の2次元設計指向から脱却し、BIM/CIM指向の3次元設計環境に移行させ、生産性の向上を推進します
体制・環境
DX推進のため、様々な体制強化と環境整備に取り組んでいます。社会のニーズに合わせた臨機応変な見直しをすることで、目標の達成を目指します。
<体制の強化>
- 新領域への挑戦を担う「DX推進部」の創設(2021年)
- 新たな業務創生を担う「研究開発部・新規事業開発部」の創設(前者2022年(部に昇格)、後者2020年)
- 優れたDX×懸けるIT人財確保のための育成環境を完備
- BIM/CIM推進プロジェクトチームによる新たな設計手法浸透の加速
- 高度デジタル技術を有するパートナー企業との協業による積極的な技術力向上活動
<環境の整備>
- DX推進の更なる向上を目指したデジタル環境の継続的な発展的整備
- 積極的なクラウド活用などによる新たな価値やサービスを探求できる環境の整備
- VDI基盤整備により、高いセキュリティを実装したリモートワーク環境の構築
指標
2024年度に目標とする指標は、下記の通りに定めています。
- 新たな建設コンサルタントサービス・業務領域の創出:5件/年(重点施策のうち、1.2の達成状況を件数で評価)
- 社内に導入すべき技術・システム・企画の実現:10件/年(重点施策のうち、3.4.5の達成状況を件数で評価)
取り組み状況
2023年度に達成した取り組み状況の一例をご紹介します。
- データプラットフォーム事業に関する取り組み
「河川データプラットフォーム構築・活用検討業務」をJVで受注 - 河川氾濫シミュレーションの臨場体験システムの開発・展開
河川氾濫体験アプリ「オソレル」の開発
小学校での防災教育出前講座に「オソレル」で技術参加 - リアルタイム漏水検知システムの開発
ニュージェック独自の漏水検知システムの開発 - ナローマルチビーム搭載型UAVの開発
洪水時の侵食・洗掘を把握、ナローマルチビーム搭載のUAV開発進む - BIM/CIM推進プロジェクトの設置、全社展開
- 社内のスマートオフィス化、スマート会議に関する企画・導入
- 各種生産性向上ツールの社内導入
今後も引き続き、広い分野においてのDX化を強化・継続してまいります。