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2020.08.28
受注案件
インドネシア共和国「バカル水力発電所I-II期プロジェクトに係るコンサルタント業務」受注について
当社は、Tractebel Engineering GmbH(ドイツ)とのJVで「バカル水力発電所Ⅰ-Ⅱ期プロジェクトに係るコンサルタント業務」をインドネシア国営電力会社(PT.Persahaan Listrik Negara(Persero):PLN)と2020年7月10日付けで契約を締結しました。
バカル水力発電所Ⅰ期(128MW)は、インドネシア中部に位置するスラウェシ島ママサ川に位置し、1991年から運転を開始しています。今回のプロジェクトでは、堆砂が進行している調整池の機能改善を目的とした同水力発電所Ⅰ期のハード・ソフト対策と電力需要増加への対応を目的とした同水力発電所Ⅱ期(144MW)の建設(増設)工事を行います。本プロジェクト開発資金は、ドイツ復興金融公庫(KfW)からの融資です。
当社は、2020年8月より約6年間にわたり、詳細設計、工事業者入札支援、施工監理及びPLNのキャバシティビルディングを実施いたします。なお、当社は、日本が融資したバカル水力発電所Ⅰ期(1975年~1991年)においても、計画策定から発電所完成までエンジニアリングサービスを提供してまいりました。
本プロジェクトの完成後、バカル水力発電所は、再生可能なクリーン・エネルギーを同島内南部地域に安定供給することになり、SDGsの達成に向けた地域の発展と地球温暖化ガスの削減に貢献することが期待されています。