ニュージェックについて 理念体系

ニュージェックの理念体系

理念体系

W-SQUARE ダブルスクエア

W-SQUARE ダブルスクエア

私たちが親しみを込めて「ダブルスクエア(W-SQUARE)」と名付けたこのマークは、2つの正方形の交わりによってキャッチコピーの意味を可視化し、技術者集団としての「知の集積と統合」をも表現しています。また、このシンボリックなマークは社章のデザインにも採用されています。

使命 自然と人を技術で結び、
持続可能で快適な未来を創る。

文明の発達により、
人々の暮らしは便利で豊かになる一方、
地球規模の環境変化によって
私たちの住む地球は大きな危機に直面しています。

自然に大きな影響を与える
土木・建築という分野にたずさわる私たちにとって、
持続可能性を考え、未来を創造していくことは、
何よりも大切だと言えるでしょう。

自然環境の恵みを大切に活かしながら
人々の快適な暮らしを創造する。
それらを技術で実現していくことこそ、
私たちニュージェックの使命だと考えます。

自然と人を技術で結び、持続可能で快適な未来を創る。

私たちニュージェックの挑戦は、
これからも続きます。

経営理念 情熱と誠意をもって
「信用と信頼の輪」を拡げ、
世の中の幸せを希求する。

「くろよん(黒部ダム・黒部川第四発電所)」建設事業に
従事した技術者たちが興したニュージェック。

不可能と言われた困難な状況に立ち向かい、
諦めることなくチームで成し遂げた「くろよんスピリット」は
いまも、私たちの根底に脈々と流れ続けています。

戦後の急速な経済発展による
深刻な電力不足をなんとか解決したい。
幸せで豊かな社会をつくりたい。
その情熱と誠意は、周りを巻き込み
成し遂げる大きな原動力となり、
やがて、信用と信頼を得る礎となりました。

情熱と誠意をもって
信用と信頼の輪を拡げていく。
それによって、
自分も、相手も、組織も、社会も。
だれもが幸せな状態を追い求めていく。

それこそが
ニュージェックの経営理念です。

行動指針

使命を果たし、経営理念を実現するために、私たちは以下の8つを常に心がけて行動します。
これらは「私たちはこう動きます」を現場の行動語で平易に表現したものです。

  • 利他の精神 「他人の利益を考えずして、
    自らの利益なし」と
    肝に銘じて行動する。
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    「利他の精神」

    我々はこの精神を最も重視し、最初の指針に掲げています。以下に詳細を記します。
    『私たちの心には「自分だけがよければいい」と考える利己の心と、「自分を犠牲にしても他の人を助けよう」とする利他の心があります。利己の心で判断すると、自分のことしか考えていないので、誰の協力も得られません。自分中心ですから視野も狭くなり、間違った判断をしてしまいます。一方、利他の心で判断すると「人によかれ」という心ですから、まわりの人みんなが協力してくれます。また視野も広くなるので、正しい判断ができるのです。より良い仕事をしていくためには、自分だけのことを考えて判断するのではなく、まわりの人のことを考え、思いやりに満ちた「利他の心」に立って判断をすべきです。』(稲盛和夫OFFICIAL SITEより)

    「利益」とは物心両面

    ここで言う利益は当然、お金のことだけを指しているわけではありません。物心両面を指す言葉です。

    「他人の利益を考えずして、自らの利益なし」

    この「利他の精神」や経営理念の箇所で説明した「四方よし」の考え方を、これらの言葉を使わず平易な言葉で端的に表現したのが「他人の利益を考えずして、自らの利益なし」なのです。この考え方は、進行中の経営改革で謳われている「全体最適」にも通じます。

  • 共に創る 社内外の仲間を巻き込み、
    共感を生みながら新たな価値を創る。
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    「共に創る」— これからの時代は「共創」がキーワード

    最近、あちこちで「共創」という言葉を見聞きします。先行きが見通せない世の中において、いかにして新たな価値を創造していくかは、大変重要な問題になります。その時に周囲を巻き込み、「共感」を生むことで、価値創造(新技術開発)の推進力が得られます。これが「共に創る」(共創)です。関西・大阪万博(2025)でも、「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するために、「TEAM EXPO 2025」プログラムの中で、「共創パートナー」の募集や「共創チャレンジ」の取り組みが進められており、「共創」がキーワードになっています。

    新たな価値は様々な人との関りから生まれる

    社内には多くのグループがあり、様々な能力やスキルを持った人がたくさんいます。特に技術グループにおいては、分野ごとに多くのスペシャリストが在籍しています。価値創造(新技術開発)に向けては、まずはこれら社内の人を巻き込み、連携することで良い案が浮かんだり、新しい発想・アイディアが生まれたりします。しかし、これでは不十分な場合があります。そういう場合には社外の人も巻き込みの対象になります。ここのところ、非常に多くの企業が自社にない技術等を有する別企業と連携して新しい価値(新技術)を生み出すということを行っています。ニュージェックにおいても非常に重要なことと考えています。つまり、新たな価値は様々な人との関わり・気づきから生まれてくるのです。そしてそこには「ダイバーシティ」を尊重する精神も含まれています。

  • 当事者意識 「それは私の仕事ではない」と
    決して言わず、自ら動き、働きかける。
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    「当事者意識」— 野球で言えば「レフトとセンターの間の球をだれが取るか」という話

    「仕事の範囲において、役割としてグレーゾーンにあたるようなこと」に対してどうするかという問題です。そのような場合に「それは私の仕事でない」と決して言わずに、自ら動いて欲しいのです。仕事の内容によって、自分で処理する場合もあれば、仲間に協力をお願いする場合もあります。仲間にお願いする場合でも、自ら対象者に働きかけて、事態を前進させて欲しいのです。

    使命や経営理念の実践は全従業員、一人ひとりが当事者意識をもって行動するもの

    使命や経営理念を実現しようとすれば、全従業員が当事者意識を持ってことにあたることが重要です。これは「全員参加経営」にも繋がる発想。ある目的に向かって皆で何かをやり遂げていくためには、縦割りでなく、横串しを刺しての「連携」「協力」が不可欠。その「連携」「協力」は「誰かに依存する」のではなく、一人ひとりが自律的でありながら、協力し合うことと認識してください。

    人任せではダメ

    当事者意識がないと問題解決のための「知恵」が出ません。誰かが考えるだろう、誰かがやるだろうと人任せでは物事はやり遂げられないと認識することが重要です。

  • プロ意識 相手の真意を読み取り、
    鳥の眼で全体像を俯瞰し、
    未来をも見通して最適解を提案する。
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    「プロフェッショナル」とは?

    我々は「プロフェッショナル」を次のように考えます。①今現在、ここに見えている課題を解決する提案をすることは当たり前(コンサルタントなら当然のこと)。②「プロフェッショナル」はこれに加えて、相手の困りごとの奥にある本質的な部分に対する問題解決に役立つ提案をするものである。③更に、真の「プロフェッショナル」は、将来の課題、今後現れて来るであろう潜在的な課題をも視野に入れ一歩先を行く提案(最適解の提案)をするものである。
    そして②③を現場の行動語として表現したものが、上記【プロ意識】になります。

    「相手の真意を読み取」る

    これが②です。この部分は、高い技術力と見識を持つプロだからこそ分る本質を見抜く力で、相手の真意を的確に読み取り問題解決に繋げるということを意味しています。

    「鳥の眼で全体像を俯瞰し、未来をも見通」す

    これが③です。この部分は、「未来を創る」ことを使命とするニュージェックのプロとしては欠かせない力になってきます。

    お客様に最適解(他にはない価値)を提供する

    そして、いずれにしても最終的にはお客様に最適解(他にはない価値)を提供できるように行動することが大事です。

  • 自己研鑽 今日の自分より、
    明日の自分を成長させる努力を重ねる。
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    自己研鑽は必須

    自分を磨き続け、「レベルアップ」をしていく。どんな職業に就いたとしても、これは重要なことだと思います。このことなくして、何事も発展していかないからです。特に技術の世界に生きるコンサルタントとして働く人は常に進歩していく必要があります。世の中が常に進歩・発展・成長していくからです。ただし、これは技術系の人に限った話ではないです。当然、営業系、事務系の人でも同じことです。人それぞれに、どんな仕事でも、自己研鑽は必須となります。
    我々はそのような行動を重視します。

    「今日の自分より、明日の自分を成長させる」

    「今日したことが、明日の自分を成長させる糧」になるという意味合いを、未来志向で分かりやすく表現したのが「今日の自分より、明日の自分を成長させる」です。ここには、「今日と明日」という連続する二日を使って「日々の取り組みが重要」という意味も込めてあります。

    「努力を重ねる」

    何か目標を達成しようとすれば、一つずつの小さなことの積み重ねが重要になってきます。つまり、日々の努力の「蓄積」が何かを成し遂げると考え、「努力を続ける」ではなく「努力を重ねる」という行動語を採用しました。正に、「ローマは一日して成らず」です。ただし、大きな目標にだけとらわれる必要はありません。小さな目標でも良いのです。大事なのは目標に向かって「努力を重ねる」ことです。

  • 変化を楽しむ 現状に安住せず、
    変化し続けることを楽しむ。
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    何が楽しいか?

    仕事をしていれば楽しいことばかりではありません。しんどいことも悲しいことも当然、あります。しかし、そういうときでも楽しみがあれば頑張れます。ではどんなときが楽しいか?コンサルタントにとって何が楽しみか?

    「挑戦」や「変化」は楽しい

    皆さんはどんな時にワクワクしたり、楽しかったりするでしょうか?おそらく、何かに挑戦したり、新しいアイディアを出そうとしたり、何かを創り出そうと仲間と話をしたりすることは楽しいのではないでしょうか?そして何かが生まれた瞬間、最も喜びを感じるのではないでしょうか?コンサルタントは、そういった職業なんだと思います。つまり、新しいことに挑戦したり、何かを変えていったり(自分が変わったり)することを楽しむのだ、それが我々だという考えから生まれたのがこの行動指針です。何事もそうですが仕事も「どうせやるなら楽しく」ということです。

    「現状に安住せず」「変化し続ける」とは「挑戦」のこと

    この行動指針では直接に「挑戦」という言葉は使っていません。しかし、「現状に安住せず」「変化し続ける」という言葉でそれを表現しています。つまり、我々は挑戦する気持ち、チャレンジする気持ちを持ち続けることも重視しています。

    技術継承にも楽しむ要素が

    「受け継いだ技術に磨きをかける。そして、それを引き継ぐ」。そういったことも、変化し続けることの一側面だと思います。こんなところにも楽しむ要素があるといえます。

  • 風通しを良くする 良いも悪いも自ら進んで報告し、
    相談する。
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    企業における多くの不祥事は風通しの悪さを背景とした隠ぺい体質が原因

    多くの会社で様々な不祥事が報告されています。それらにおいて、ある程度共通する原因が「隠ぺい体質」です。そして、隠ぺい体質の背景として、社内の風通しの悪さが指摘されています。

    「風通しを良くする」ことで、仕事も円滑に

    そのようなことが起こらないように、意識して風通しを良くしておく、それにより、日常的な仕事も円滑に進みます。

    「良いも悪いも」

    ここでは「良いも悪いも」(「良いこと」も「悪いこと」も)、関係者に報告し、相談することを行動指針としています。一つのポイントは「良いも」を入れていることです。悪いことを報告するのは当然のこととして、それに加えて、良いことも報告しようと言っている訳です。
    これは、普段から何でも言える社内雰囲気作りが重要であり、そのためには「悪いこと」よりは話しやすい「良いこと」を積極的に報告することで、それをより促すように考えられたものです。

    「自ら進んで」

    この言葉も非常に重要です。促されて報告、相談するのではなく、「自ら」が「進んで」自発的・能動的に動く、それこそが重要です。なぜなら、それにより、本当の風通しの良さが確保されるからです。これは「行動指針8」のコンプライアンスにも通じるものです。

  • コンプライアンス 世の中の目線で判断し、
    自らを律して行動する。
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    要は「ルールを守ること」だが、ルールには「社会常識」も含まれる

    「コンプライアンス」は「法令遵守」とよくいわれます。しかし、法令や条例で定められた事項さえ守っていればよいというものではありません。法令や条例を遵守することはもちろん、世の中のルールを守り、社会的な要請に適応していることが求められます。社会的な要請に適応するには、「社会の常識」を知り、世間の受け止め方の相場観を持つこと(「世の中の目線で判断」)が重要となります。そして、社会の常識は、時代や社会情勢の変化に伴い、常に変化するものです。以前は問題にならなかった行為が、現在も許されるとは限りません。
    「関西電力グループ コンプライアンス・マニュアル」(2017.7 関西電力(株) 関西電力コンプライアンス委員会)より一部加筆

    グループ会社の社員であることを自覚

    当社は関西電力のグループ会社です。つまり、グループ会社の一員であることを自覚して、適切にふるまうことが求められます。

    「自らを律して行動する」

    一流企業でも時に、世の中を揺るがすような不祥事が発生します。このような事例では、社内規程のようなルールは存在するもののそれが守られていないことがしばしばあります。これを防ぐには特効薬はなく、「自らを律して行動する」しかありません。そのことを踏まえ、この行動指針ができました。

行動指針

  • 利他の精神 Non-selfcentred
  • 共に創る Empathetic
  • 当事者意識 Energetic
  • プロ意識 World-class
  • 自己研鑽 Energetic
  • 変化を楽しむ Creative
  • 風通しを良くする Justifiable
  • コンプライアンス Justifiable

私心のない(Non-selfcentred)|共感性のある(Empathetic)|世界に通用する(World-class)|正当な(Justifiable)|精力的な(Energetic)|創造的な(Creative)|情熱、信用(Passion &Credit)

8つの行動指針を6つの英語で表現し、私たちの象徴である「ダブルスクエア(W-SQUARE)」の頂点に配置。
英語の頭文字は「N・E・W・J・E・C」となります。

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